横巾 19cm奥行8cm 高さ20cm
この羅生門は渡道した際譲り受けました。前所有者は石の雑誌などにもエッセイを記されており、古谷石の台座作製を学びたく和歌山に行き水石会会長に台座師を紹介して貰った縁で、この石を譲り受けた由。それがこの羅生門だったとの事。自ら堅木で台座を彫られ、さらに桐箱を作製され今日に至っています。良い石質のなかにも幽玄さを醸し出す景にこの銘は良く当てはまります。全て自然ですが門の一対の足を台座で支える為に自然の羅生門の様な雰囲気を醸し出す石は滅多に無いかと思われます。説明文と写真をご覧になり悔いの無い入札を希望します。（2022年 4月 5日 0時 15分 追加）※箱の落款が前所有者の奧さまとなって居る事から記念に献呈され協同所有されて居られたのではと推定します。